
ジャイアンツのエース右腕ローガン・ウェブ投手が、ドジャースの大型補強に対して「見ていて面白くない」とコメント。ワールドシリーズ(WS)3連覇を狙うナ・リーグ西地区のライバルに対し、改めて警戒感を示した。一方、新加入のハリソン・ベイダー外野手は「対戦するのが楽しみ」と開幕を心待ちにした。
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■「我々は厳しい状況に置かれる」
昨季15勝を挙げ、3月開幕のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)米国代表にも選出されているウェブ。先週ジャイアンツのファンフェスタに参加し、ナ・リーグ西地区の現状やライバルであるドジャースについてコメントした。
「選手を補強したり、編成したりするのは私の仕事じゃない。我々の仕事は、ただグラウンドに出て競い合うことだけだ」と前置きした上で、本音を吐露した。
「正直に言えば、昨年優勝したチーム、我々を何度もコテンパンにやっつけたチームが、さらに戦力を上積みし、我々をさらに厳しい状況に置こうとするのは、見ていて面白くないね」と話した。
ドジャースとジャイアンツは、ともに西海岸に本拠地を移す前、創設の地であるニューヨーク時代からのライバル。近年はドジャースのライバルというとパドレスを指すケースもあるが、もともとはジャイアンツが好敵手として通っていた。
■新加入の名手は「対戦が楽しみ」
しかし、最近はドジャースが2年連続でワールドシリーズを制覇するなど、成績面でジャイアンツを圧倒。ライバル関係が成立しないほど差は開いている。今オフもドジャースがエドウィン・ディアス投手やカイル・タッカー外野手というビッグネームを補強したのに対し、ジャイアンツは皆無。唯一と言えるのが、フィリーズからフリーエージェント(FA)になっていたハリソン・ベイダー外野手の獲得になる。
2年総額2050万ドル(約31億円)で合意したベイダーは、2021年にゴールドグラブ賞を獲得するなど走攻守揃った名手。ナ・リーグ西地区への移籍に伴い、やはり王者ドジャースについてコメントした。
「あのチームに勝つにはチーム全体の力が必要になる。でも、高いレベルで戦えること自体が本当に楽しみだ。ロサンゼルスでプレーするのも好きだし、世界最高の選手たちと対戦できるのもうれしい。ドジャースには間違いなくそういう選手が揃っている。そして、その挑戦は4月からいきなり本気でやってくる。だから、自分の役割を果たし、自分のプレーをしてチームの勝利に少しでも貢献できるよう全力を尽くすつもりだ」と意気込んだ。
ジャイアンツは今季、ドジャースに一泡吹かせることができるのか。ライバル対決にも注目だ。
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