マンチェスター・ユナイテッドは5月17日、イングランド・プレミアリーグ第38節でボーンマスと対戦し3-1で勝利した。リーグ最終戦を勝利で締めくくったユナイテッドだが、得失点差で来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権は逃した。
本来は15日に行われるはずだったが、スタジアムで起きた不審物騒ぎにより順延、2日遅れで最終節を迎えた両チーム。試合はウェイン・ルーニーのゴールで先制したユナイテッドが本拠地で勝利、勝ち点66の5位で今季のプレミアリーグを終えた。
15日の最終節で4位のマンチェスター・シティが引き分けていたため、来季CL出場権には19-0以上の勝利が必要だったユナイテッド。残念ながらUEFAヨーロッパリーグ(EL)へ回ることが決まった試合後、ルイス・ファン・ハール監督は運がなかったと嘆いた。
「今日はPKを1本もらえなかった。レスター・シティ戦では2本だ。FA(イングランドサッカー協会)もその後、PKだと認めていた。サッカーはそういうものだ。常に運も必要になってくる」
一方でCL出場を逃した最大の要因は自分たちが十分にチャンスを作れなかったこと、クリエイティビティが欠けていたことだとした。
「我々は守備面ではプレミアリーグ最高のチームのひとつだったが、攻撃面には課題を抱えている」
CL出場権を逃したことで解任、ジョゼ・モウリーニョ監督の招へいが再び注目を集める。記者からの、「来季プレミアリーグ開幕戦でも会えますか」という質問に、ファン・ハール監督は「もちろん。契約期間は3年だからね」と答えた。
《岩藤健》
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