ディアフラ・サコのゴールで先制されたユナイテッド。前半は0-1で折り返したが、後半にアントニー・マルシャルの2得点で逆転する。だが後半30分を過ぎてから2失点し、再び試合を引っ繰り返され敗れた。
勝ち点63で5位のユナイテッドは、3位のアーセナルまで5ポイント差になり最終節で逆転は不可能。4位のマンチェスター・シティとも2ポイント差あり、最終節での逆転には自身の勝利はもちろんシティの敗戦が必要になる。
自力でのCL出場が消滅したユナイテッドにファンからは、「来季CLないのにモウリーニョ来るの?」「ようこそヨーロッパリーグへ」「この試合は絶対に負けちゃいけなかった」「ウェストハムの勝利でEL出場権も危うくなったな」「さすがにELすら逃したらファン・ハール辞めるだろ」などの声が寄せられている。
試合後にユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、「素晴らしい形で逆転したが、セットプレーからの失点で負けた。やれる準備はすべてトライすると試合前に話したが、高さを欠いた」と悔やんだ。
チームは194センチの長身MFマルアン・フェライニを出場停止処分で欠いていた。
絶望的になったトップ4争いについては、「最終節次第だが、何が起こるか分からない。(シティの対戦相手)スウォンジーは好調なのでね。ただ、我々もボーンマスに勝たねばならず、それは簡単ではない」と話している。