ユナイテッドは前半32分、逆サイドからのロングボールで右サイド深く抜け出したアントニオ・バレンシアの折り返しを、マーカス・ラシュフォードが決めて先制に成功する。
その後も相手ゴールへ襲いかかったユナイテッド。決定的な場面も作り出すが、この試合に敗れれば降格が決まるアストン・ヴィラも必死の抵抗を見せる。後半38分には同点のチャンスを迎えるが、惜しくもシュートはポストに弾かれる。
試合は最後までスコアが動かず1-0のまま終了した。両チームとも決定力を欠いた試合にファンからは、「退屈な試合だった」「1点取った段階で選手が満足してしまっていた」「両チームとも内容はひどかったが、とにかく勝つことが重要な試合だった」などの声を寄せる。
1981-82シーズンには欧州制覇も成し遂げ、プレミアリーグ創設時から一度も降格を経験したことのないアストン・ヴィラだったが、この敗戦で4試合を残し29年ぶりの2部落ちが決まった。「もう選手たちも諦めてる感じだったな」「かつてのヨーロッパ王者も見る影なし」と試合後は寂しい感想が聞かれた。
FT: #mufc 1 Aston Villa 0. United close the gap on Man City in fourth to one point as Rashford's goal seals victory. pic.twitter.com/HeAoz0ebaZ
— Manchester United (@ManUtd) 2016年4月16日