前半はブレイザーズにリードを許して折り返したウォリアーズ。第3クォーターにクレイ・トンプソンが3本の3ポイントシュートを含む16本と爆発、93-91とわずかにリードした状態で第4クォーターを迎えた。
最終クォーターも一時ブレイザーズにリードを許す苦しい展開になったが、最後はステフィン・カリーがフリースローを2本沈めて逃げ切った。
大接戦となった試合後にカリーは、「ポートランドのような力のあるチームとの対戦だ。特に勝ち抜きが決まるような試合で簡単に勝てるとは期待できない。素晴らしかったわけではないが、仕事をやり遂げるのに十分ではあった」とコメントした。
この試合で33得点を挙げ勝利に貢献したトンプソンは、「厳しい戦いだった。イージーだったと言えるのは1試合だけ。本当に攻撃が強力なチームだ」とブレイザーズを称賛した。
ウォリアーズはプレイオフ期間中、大黒柱のカリーがヒザのケガで離脱した時期もある。不安視する声もあったがチームはカリー不在中も王者として底力を見せた。