ウォリアーズ、誰もが認めるNBA王者へ…批判を跳ね返す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ウォリアーズ、誰もが認めるNBA王者へ…批判を跳ね返す

スポーツ 短信
ステフィン・カリー 参考画像(2016年4月13日)
  • ステフィン・カリー 参考画像(2016年4月13日)
  • ウォリアーズの今季73勝を祝うファン(2016年4月13日)
  • ウォリアーズNBA記録更新…ブルズ超えのシーズン73勝を達成!
  • ゴールデンステート・ウォリアーズが40年ぶりのファイナル制覇(2015年6月16日)
NBAのゴールデンステート・ウォリアーズは4月13日、今季最終戦で73勝目をマークした。これは1995-96シーズンにマイケル・ジョーダン擁するシカゴ・ブルズが作った、NBA最多勝利記録72勝を塗り替える新記録だった。

選手としてブルズで記録達成に貢献し、現在はウォリアーズのヘッドコーチ(HC)を務めるスティーブ・カーは、試合後の会見で「100万年経っても破られない記録だと思っていた」と話した。

「それは間違っていたが、今回も20年前と同じことを言おう。この記録は決して破られないと思う。更新には74勝8敗が必要だ。そんなことが起こるとは思えない。我々のファンが来年そんな記録を期待しないよう願いたいね」

この試合で3ポイントシュートを10本成功させ、シーズン通算で史上初の400本超えを果たしたウォリアーズのステフィン・カリーは、「僕らは勝つことも競争することも自分たちを鼓舞することも大好きだ。それが今夜のようなチャンスへと僕らを後押ししてきた」とコメントしている。

カリーとともにスプラッシュブラザーズの愛称で呼ばれ、3ポイントによる得点を量産してきたクレイ・トンプソンも自分たちの成し遂げた偉業を振り返った。

「本当に言葉にできない。とにかくこの瞬間を喜ぶべきだよ。あとからこの瞬間を振り返って人生最高の時だと思えるだろう」

昨季NBAファイナルでクリーブランド・キャバリアーズを下し、チャンピオンの座に就いたウォリアーズ。だがファイナルへ勝ち上がるまでに満身創痍だったキャバリアーズは負傷者が続出し、飛車角落ちの状態だったと優勝に疑問を呈する声もあった。

そうした批判もモチベーションに今年はチームを練り上げてきた。今季こそ誰も文句のつけようがない完璧なNBA制覇を目指している。
《岩藤健》

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