マイアミ・マーリンズは5月9日、本拠地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦し4-1で勝利した。マーリンズのイチロー外野手は八回に代打で出場したが、四球で一塁に歩き安打はなかった。
2死二塁から投手の打順で代打に出たイチロー。だがバッテリーは一塁が空いてる状況で無理に勝負せず、1球もストライクを投げることなく歩かせた。このあとマーリンズはデレク・ディートリックの適時打で1点を追加、4-0として最終回を迎えた。
九回にマーリンズは抑えのA.J.ラモスを登板させる。だが制球の定まらないラモスは3つ目の四球を出し、2死満塁としたところで責任走者を残して降板。急きょ登板したブライアン・モリスも押し出し四球を与えてしまうが、後続は断って逃げ切った。
最終回の失点は画竜点睛を欠いた感もあるが、連敗を2で止めたことに、「最終回を考えると4点目が大きかったね」「あれで逆転負けしてたら、また泥沼にハマるところだった」「ハラハラさせやがって」「完勝ムードをブルペンが台無しにしたけど勝ちは勝ち」とファンも安堵した。
《岩藤健》
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