過去ふたりの対戦成績は錦織の6戦全敗。1度も勝ったことがない苦手な相手との試合だった。しかし、錦織は立ち上がりの第1セット第1ゲーム、いきなりブレークに成功し序盤から主導権を握る。その後ブレークバックを許し追いつかれるが、第7ゲームで再びブレークしてセットを先取した。
第2セットもリードしたのは錦織。第3ゲームでブレークに成功すると、その後は自身のサービスゲームをキープし続けた。だがマッチポイントを迎えた第10ゲーム、自らのミスも重なってガスケにブレークバックされてしまう。一瞬嫌な流れにもなったが、直後の第11ゲームで錦織が再びブレーク。最後は粘るガスケを振り切った。
通算7度目の対決でガスケから初勝利を挙げた錦織。試合後にはツイッターを更新して、苦手意識を払拭する1勝を喜んだ。
錦織の準々決勝はニック・キリオスとの対戦が決まっている。過去の対戦成績は錦織の2戦2勝だが、キリオスは2回戦で同4位のスタン・ワウリンカを破り勢いに乗っている。
錦織対キリオスの準々決勝は、日本時間6日の21時30分以降開始予定。
just posted a new photo on the App https://t.co/V7JqgczSiK.
— Kei Nishikori (@keinishikori) 2016年5月5日
Fight fight fight. Always fight. Happy with win today. pic.twitter.com/oiuFO1rF9e