トッテナム・ホットスパーは5月2日、イングランド・プレミアリーグ第36節でチェルシーと引き分け、逆転優勝の可能性を断たれた。ロンドンのライバルチームに優勝を阻止されたトッテナムだが、クラブOBのレス・ファーディナンド氏は来季が楽しみだと話す。
現役時代にトッテナムやQPRでプレーしたファーディナンド氏は、古巣の戦いぶりについて「スパーズには興奮しているよ」とコメント。2014年から就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督の手腕を称えた。
「チームを見てみれば下部組織から若い選手たちが台頭している。4年や5年前のトッテナムなら、彼らのような選手たちは昇格しなかった。別のチームに移っていただろう。だが今の監督はそこを変えた。若い選手たちを起用して、彼らを成長させたいと望んでいる。うまくチームを融合させることができた」
大金でスター選手を買ってくるのではなく、適切な選手に適切な金額を使い、チームとして効果的に配していると見るファーディナンド氏。最後まで優勝争いを続けたチームに、「来季の戦いに期待したい。今季は本当に興奮する戦いだった」と満足した。
《岩藤健》
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