12月17日に引退会見を行った女子サッカーの澤穂希。2011年ドイツ・ワールドカップ(W杯)では日本の初優勝に貢献し、アジア人初の大会MVPと得点王も獲得した。
女子サッカー界を代表する選手の引退は英国『Sky Sports』など、海外メディアでも報じられた。米国の『EQUALIZER』は「日本のレジェンド澤穂希が引退」と伝えている。
また、16日に現役生活最後の試合に臨んだアメリカ代表アビー・ワンバックからも、「澤のことはとても尊敬している。ワシントン・フリーダムでは、チームメイトとして一緒にプレーした。W杯と五輪では敵として戦った。彼女はスーパースター」という言葉が贈られた。
ワンバックについては、澤も引退会見で「昔からの戦友。引退のタイミングも同じなので、何かの縁は感じる」と話していた。女子サッカー界を代表する英雄ふたりが同時に引退。ひとつの時代が終わり、新たな時代が始まろうとしている。
《岩藤健》
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