長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトは4月30日、ドイツ・ブンデスリーガ第32節でSVダルムシュタットと対戦し2-1で勝利した。長谷部はフル出場して今季初ゴールを決めている。
降格圏脱出に負けられないフランクフルト。敵地での試合は前半12分、エリア内右から出たグラウンダーのクロスを、マリオ・ヴランチッチに押し込まれ先制を許す。さらにフランクフルトはPKを献上してしまうが、この窮地はGKルカーシュ・フラデツキーの好セーブで脱した。
1点ビハインドで折り返したフランクフルトの反撃は後半11分、CKからこぼれ球を長谷部がダイレクトで蹴り込む。豪快なミドルシュートは自身3年ぶりのゴールだった
さらにフランクフルトは同38分、FKのボールがゴール前へ蹴り込まれたところにシュテファン・アイグナーが飛び込み、値千金の勝ち越し弾を押し込んだ。この勝利でフランクフルトは暫定16位に浮上し、自動降格圏から一歩抜け出した。
ブンデスリーガ公式サイトのインタビューに応えた長谷部は、「前半はあまり良くなかったが、後半からは盛り返せました。チームは今、情熱を持ってやっています。ブンデスリーガに残留できると思っています」と1部残留への期待を語った。
《岩藤健》
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