3月5日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第25節、日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでインゴルシュタットと対戦した。長谷部はフル出場している。
16位のフランクフルトは6試合勝ちがなく、17位ホッフェンハイムとの差はわずか。昇格組みのインゴルシュタット相手に勝ち点3を積み上げておきたいところだったが、前半8分いきなりPKを与え先制される。
ホームでの失点を取り返したいフランクフルトは、後半開始から投入されたルカ・ヴァルトシュミットが味方のクロスから決定機を迎えるが、シュートは枠をとらえられない。
フランクフルトに待望のゴールが生まれたのは後半24分だった。右サイドからのクロスをマルコ・ルスが頭で逸らし、GKの脇を抜く同点弾が決まった。
同29分にインゴルシュタットが退場者を出し、フランクフルトは数的優位に立つ。しかし、勝ち越しゴールは奪えず、試合は1-1のまま引き分けた。
フランクフルトは7試合ぶりの勝利を手にすることはできなかったが、同日の試合でホッフェンハイムが敗れたため勝ち点差を3に開いた。
《岩藤健》
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