【澤田裕のさいくるくるりん】対策が奏功して放置自転車は減少。大切な愛車の駐輪はどうする? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】対策が奏功して放置自転車は減少。大切な愛車の駐輪はどうする?

オピニオン コラム

日比谷公園の地下駐車場に、2013年にオープンした「HIBIYA RIDE」。乾燥室や脱水機もあり設備は充実しているものの、1万5000円を超える料金が懐に響く
  • 日比谷公園の地下駐車場に、2013年にオープンした「HIBIYA RIDE」。乾燥室や脱水機もあり設備は充実しているものの、1万5000円を超える料金が懐に響く
  • 今年になって土・日を含む毎日が撤去対象となったため、一時に比べて放置自転車が激減した駅前
  • 湾岸部のマンション建設ラッシュにより、違法駐輪が増えたとされる東京駅。撮影した当日は天気が下り坂との予報だったためか、意外と数は少なめ
  • ゲートまで設けられた北千住駅前駐輪場。管理人も常駐しており、セキュリティの高さは折り紙つき
  • 1台ごとレールでホイールを固定する形式。自転車本体とレールを、チェーンロックで連結することもできる
  • 仲御徒町駅に直結した駐輪場。利便性はきわめて高く利用者も多い
  • 秋葉原駅前の公園に設けられた駐輪場。2014年度には放置台数が多い駅ワーストとなった同駅だが、こうした努力が実ったのか放置自転車は少なかった
  • 銀座の目抜き通りにも、最近になって駐輪場が設置された
最寄り駅は違法駐輪が常態化し、それは駅の美観を損ねるだけでなく、通路を狭めることにより駅利用者に不便を強いたり危険を招いたりしていました。それが変わったのがここ最近。自転車の撤去を徹底し、週末にも行うようになったからでしょう。

それでも日によっては、派出所の前にも平気で置かれてたりします。話は少し飛びますが、スポーツバイクでの自転車通勤が増えるにつれ目につくようになったのが交通至便の施設内に開業した駐輪場。その多くは利用者以外の出入りを制限することでセキュリティを保ち、あわせてシャワールームや更衣室、ロッカーといった付帯設備を用意しています。乗車中にかいた汗を流し、気分を切り替えて仕事に臨む…そのニーズに応えようというものです。ただし新しい業態ということで認知が広まっていないのか、はたまたニーズそのものが限られているのか、いつの間にか店をたたんでしまっているところも散見されます。

そんななかで僕が「なるほど!」と思ったのが、新宿にある「バイクステーション」。こちらは同じビル内にあるホットヨガスタジオのシャワールームと更衣室を利用することで、月額1万円以上が当たり前の利用料金を7000円~8000円に抑えています。いくら高価な愛車のためとはいえ、2、3年でもう1台買えてしまうほどの料金では、おいそれと手を出せません。提供するサービスの一部をアウトソーシングするこのやり方、他の施設でも見習ってほしいものです。逆に考えれば駅近のスポーツクラブなどが利用者のための駐輪場を活用し、駐輪場とシャワーのみ提供する会員制度を設けてもいいわけです。なお「バイクステーション」の場合、駐輪施設自体は会員になれば24時間365日利用できますが、シャワールームと更衣室の利用はホットヨガスタジオの営業日、営業時間に限られます。

自転車通勤をしている人は前述した定期利用がお得&便利ですが、僕のように月に数回という人は一時利用で十分。ただし多くの施設はセキュリティ、そしておそらくコストの観点から一時利用はできません。となるとまず思いつくのは、駅前にある駐輪場です。僕自身も都内まで愛車で向かうとき、その途中で雨が降った場合などに北千住、あるいは仲御徒町駅前の駐輪場を利用します。どちらも駅近の立派な施設なのに料金は両駅とも1日100円と格安で、管理人が常駐しているため盗難の恐れはまずありません。もちろん風雨はシャットアウトされ、仮に駐輪が数日間に及んでも大丈夫です。

最近は歩道や公園の一部、あるいはちょっとした空き地を利用した駐輪場も増えてきました。こちらは大半が屋根なしということで風雨にさらされるうえ、盗難の危険もグッと増します。それでも短時間の利用なら無料というところもあり、場所も一等地が大半で買い物などの利用に向いています。

総合ナビゲーションサービスを提供する「ナビタイム」には、検索項目に全国の駐輪場一覧があります。出かけた先で駐輪する場所に困ったときなど参考にしてはいかがでしょうか。
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