2日のリーガ・エスパニョーラ第31節でバルセロナの無敗記録をストップし、欧州制覇に向け意気揚々と敵地へ乗り込んだレアル。対するヴォルフスブルクは1日のドイツ・ブンデスリーガ第28節でレバークーゼンに3失点完敗し、今季リーグ戦でも8位に沈む。
大方がレアルの勝利を予想した試合は、しかし前半18分にアンドレ・シュールレがエリア内で倒され、ヴォルフスブルクがPKを獲得。リカルド・ロドリゲスが決めホームチームが先制に成功した。
ヴォルフスブルクは同25分にもユリアン・ドラクスラーが右サイドへ展開、ブルーノ・エンリケのクロスにマクシミリアン・アーノルドが合わせて追加点を奪った。
第2戦へ望みをつなぐためにもゴールがほしいレアルだったが、前半終了間際にカリム・ベンゼマが負傷退場。後半もゴールを狙ったが不発に終わった。
この番狂わせにサッカーファンからは、「思わぬ結果。第2戦も何が起こるか楽しみになってきた」「ヴォルフスブルクが勝ち上がったら楽しいけど、マドリーがホームで逆転しそう」「シュート21本打って無得点はヴォルフスブルクの守備がすごいのか」「レアルは次ぎ1点取られた時点で4点必要になるわけでしょ?無理じゃね」「クラシコで力使い果たしたか?」などの声が寄せられている。
前日会見でレアルのジネディーヌ・ジダン監督は、「我々を危険に追い込むような力のある選手が何人もいる。フィジカルの強いチームであり、サッカーのやり方も分かっている。苦しめられることは間違いないだろう」と対戦相手について語っていた。ヴォルフスブルクの選手は敵将のコメントをリップサービスで終わらせなかった。
Perfect game, lads! Congrats! #WOBRMA #UCL pic.twitter.com/yCaHcRUCTQ
— VfL Wolfsburg EN (@VfLWolfsburg_EN) 2016年4月6日