日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは4月3日、イングランド・プレミアリーグ第32節でサウサンプトンに1-0の勝利を収めた。試合後の会見でクラウディオ・ラニエリ監督は、代表戦から戻った岡崎の疲労を気遣った。
3月下旬に埼玉スタジアムで行われた代表戦に出場した岡崎。長距離移動を繰り返したFWのコンディションについてラニエリ監督は、「シンジは毎回代表戦から帰ってきたとき疲れている」と話した。
サウサンプトン戦で岡崎は先発出場。後半19分までプレーしたがゴールはなかった。それでもラニエリ監督は、「大丈夫だ。彼は自分の仕事をまっとうして、チームの助けとなり話しもよく聞く。チームのために素晴らしい努力をしている」と岡崎の献身性に全幅の信頼を寄せる。
今回の代表ウィークは欧州各国とそれ以外の地域で、やや温度差があった。EURO2016に向けた親善試合が主だった欧州に対し、アジアではロシアワールドカップ2次予選が、アフリカでもアフリカネイションズカップ予選が行われた。
移動距離も含めて非ユーロ圏の選手にはつらい日程だった。
《岩藤健》
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