クラシコ勝利のレアル・マドリード、ジダン監督「選手たちを誇らしく思う」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

クラシコ勝利のレアル・マドリード、ジダン監督「選手たちを誇らしく思う」

スポーツ 短信
クリスティアーノ・ロナウド 参考画像(中央/2016年4月2日)
  • クリスティアーノ・ロナウド 参考画像(中央/2016年4月2日)
  • レアル・マドリードがバルセロナに勝利(2016年4月2日)
4月2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節、レアル・マドリードはアウェーでバルセロナと対戦し2-1で勝利した。前回の対戦で大敗したレアルがジネディーヌ・ジダン監督のもと、勝利への執念を見せた。

世界中のサッカーファンが注目する伝統の一戦クラシコ。そこでジダン監督が見せたのはカゼミーロをアンカーに置き、中盤での守備力を高めバルセロナに十分なスペースを与えない戦術だった。

カゼミーロは中盤でバルセロナの自由度を制限し、トニ・クロースやルカ・モドリッチも積極的に守備へ回る。レアルが誇るBBCもクリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイルがときにはサイドバックの位置まで下がって守備に参加した。

ジダン監督はボールを支配し美しく勝つサッカーを断念した代償として、バルセロナの中盤のキーマン、セルヒオ・ブスケツの行動を著しく制限することに成功した。このためバルセロナの攻撃はうまくいかず、リオネル・メッシは再三トップ下の位置まで下がってボールを受けた。

ブスケツを止めればバルセロナの攻撃は停滞する。それは以前から言われてきたことだが、このチーム相手に90分間やり通すのは至難の業。だがレアルは最後まで一貫性を保ち続けた。

後半11分にジェラール・ピケのゴールで先制されたが、同17分にカリム・ベンゼマ、同40分にはロナウドが決めて勝ち越しに成功する。

勝利のために割り切って、自らの理想より勝負に徹したジダン監督。試合後の会見では思惑通りの勝利を喜んだ。

「私の感情は見ての通りだった。何も隠そうとはしなかったよ。ピッチ付近にいれば自然と感情が表現されるものだ。感情を抑えることはできない。自分も試合に参加しているからね。今夜は選手たち全員を誇らしく思う」


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Real Madrid C.F.さん(@realmadrid)が投稿した写真 -

《岩藤健》

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