開幕から未勝利が続く両チーム。ともに初勝利を目指した試合は後半14分、サンウルブズがトゥシ・ピシのペナルティーゴール(PG)で23-23の同点に追いつくが、5分後にはキングズもPGを決め再び3点差とされる。
逆転したいサンウルブズは、相手ゴール前5メートルから連続攻撃を仕掛けるが、キングズの守りが堅くトライを奪えない。反対に後半38分、自陣ゴール前5メートルからのマイボールスクラムでボールを奪われ、最後はキングズのエルガー・ワッツにトライを決められた。
サンウルブズは終了間際に山田章仁のトライで点差を詰め、ボーナスポイントは獲得したものの、またも初勝利はお預けとなった。
開幕から5連敗となったサンウルブズには、「勝てなくて残念。くじけずに来週もまた応援します」「かつては全く歯が立たなかった南半球のチーム相手に、よく頑張っている」「毎試合勝てそうな面白い試合をしてくれただけに今回はとても悔しい」「スーパーラグビーに参戦すると決まったときから、最初は負け続けるだろうなと思っていた。焦らずチームを作っていってほしい」「勝てるチームだと思う。今はまだ体制が整ってないだけ。選手もファンも下を向くべきではない」などの声が寄せられている。
サンウルブズはラインアウトで2回、マイボールスクラムで3回ボールを失った。セットピースの改善は今後の課題として取り組んでいく必要がある。
MATCH REPRT: Kings edge Sunwolves to earn their first victory of the #SuperRugby season https://t.co/vUr56nSJsj pic.twitter.com/zAe944nfQr
— Super Rugby (@SuperRugby) 2016年4月2日