スポーツ選手のキャリアを最大化、ライフルスカウティング西尾典文社長インタビュー | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

スポーツ選手のキャリアを最大化、ライフルスカウティング西尾典文社長インタビュー

オピニオン ボイス

スポーツ選手のキャリアを最大化、ライフルスカウティング西尾典文社長インタビュー
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スポーツ選手と企業、チームをネット上でマッチングさせるサービス、「ライフルスカウティング」。このサービスでスポーツスカウト支援事業を営む、ライフルスカウティングの西尾典文社長に話を聞いた。

ライフルスカウティングは、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営しているネクストの子会社だ。

●ライフルスカウティングとは
Lifull ScoutingPR動画:野球Ver.

Lifull Scoutingのサービス説明動画ができました!今回は完全に野球バージョンですが、今後他のスポーツについても作成していく予定です。ご期待ください!

Lifull Scoutingさんの投稿 2015年12月16日


野球をずっと続けてきたという西尾さん。大学院でも、野球の打撃フォームなどの動作解析も研究してきた傍ら、野球雑誌で有望な選手を紹介する記事を執筆するライターとしての活動も行ってきた。

しかし、研究者の道を進んでいくというキャリアに不安を感じ、2004年、ネクストに新卒で入社した。しばらくはHOME'Sの仕事を担当していた西尾さんだったが、「スポーツ関連のことがやりたいな、と仕事をしながらずっと思っていたんです」と振り返る。

ネクストでは、社員なら誰でも参加できる、「Switch」と呼ばれる新規事業コンテストがある。6年前、コンテストで提案したのがライフルスカウティングの原型だった。ただ、その時点では事業化というところまではいかなかった。

事業開始に向けて流れが変わってきたのが2014年度。暮らし全般に関わるネクストの新たなサービスブランド、「Lifull(ライフル)」の展開が本格的にスタートした。その動きを受け、ライフルスカウティングは2015年4月から子会社として立ち上がった。

---:ライフルスカウティングという名前はどのようにしてつけられたのですか。

西尾典文社長(以下、敬称略):まず、「ライフル」は今後ネクストグループから誕生する子会社には統一して使っていくことが決まっていました。そこで当初は分かりやすくスポーツを想起させようと「ライフルスポーツスカウティング」という社名をつけようとしましたが、検討の結果、スポーツだけにジャンルを限らず限らず汎用性を持たせようと「スカウティング」という言葉を選びました。

そのため社内には、ライフルスカウティングの仕組みを利用して、まだあまり売れていないアイドルと、応援するファンをマッチングさせる!というようなアイディアで事業を立ち上げたいという社員もいるんです(笑)。

---:スポーツのマッチングサイトをつくろうとした背景は。

西尾:大学院時代、高校野球、大学野球に関する雑誌で執筆をしていました。全国をまわって、注目の選手をピックアップするという仕事でした。注目選手を何百人と取り上げていくなかで、あることに気づいたんですね。

写真つきで掲載される選手はプロを目指せるという自覚のある選手が多いのですが、名前だけで載っている選手は本人も周りも自覚がなかったりするのです。編集部に、選手のお母さんから「雑誌に載っているのは本当にうちの息子なのか」と電話があったこともありました。その子は高校で野球をやめようかと思っていたのですが、いい選手だと思ったから取り上げているわけです。

意外と自分の実力に気づいていない選手は多いんだな、そういう選手が埋もれていたりするのは勿体無いな、と感じたのです。見てもらう人に見てもらえれば、道が拓ける選手はまだまだ沢山いると思ったので、マッチングサービスをつくろうと思いました。

自分自身も野球をやっていたのですが、雑誌に名前が載るような優秀な選手とは到底言えなかったので、なおさら感じたんですね。プロに手の届くような選手でも、「僕なんかが雑誌に載っていいんですか」という意識だったりして。プロを目指したくても目指せなかった身としては、「もう少し頑張れば手が届くところにいるのに、もったいない!」なんて思ったりするわけです。

色々な人生があるので、別にプロに行くことだけが全てではないともちろん思うのですが、雑誌に名前が載るようなレベルの選手はそれなりの犠牲を払ってスポーツに打ち込んでいるので、自分の可能性を知らないまま引退するのは勿体無いと思うんです。だから、見てもらえる場だけそろえて、それでもダメなら次のステージに行く過程を経て欲しい。納得して次のステージに行くのは大事だと思うのです。

後は、進路を自分で決めていない選手が多いように感じました。監督に言われたからこの大学の野球部に入りました、という選手が多い。うまくいけばいいのですが、環境が合わず思い悩んでしまう人もいるわけです。だから、自分のアピールすべきところをしっかりアピールして、どういうチームがいいとか、自分でも選ぶような文化に、スポーツもなっていったほうがいいはずです。

---:コネだけではなく、それ以外の進路選択、アピール方法が選手にとっては大事だということですね。

ほぼコネクションで進路が決まるというのがスポーツの場合は多くて、それが問題だと思っています。普通、大学を決めるときや、会社を決めるときは情報を調べるじゃないですか。それが、スポーツに関してはあんまりないんじゃないかな、と。そこをきちんと調べる土壌、文化をつくりたいです。

---:立上げ期に苦労した点は。

西尾:まだ立ち上げて半年くらいなので、苦労していることばかりです。まずは知ってもらわなければいけないので、付き合いのある雑誌に広告を出したりもします。ただ、そこから登録に繋がる割合は多くないので、自分から見込みのある選手に直接声をかけるようにしています。こちら側で動画などのデータもとって、草の根運動的なことをしてユーザーを集めたりもしていますね。雑誌の仕事の際にも、取材現場で声をかけたり、うまく2足のわらじを履いてやっています。今は、ほぼ1人で動いていますね。

---:今後の目標は。

西尾:まずは選手の登録数を増やしたいです。登録人数を1000人に早く乗せたいですね。チームも100に乗せたい。選手には継続的に情報をアップしてほしいです。試合結果や、自分の動画だったり。

(次のページ)ビジネスモデルは…?
《大日方航》

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