この日の主役は香川だった。前半17分にショートコーナーから左クロス、GKに弾かれたボールが相手DFに当たり、先制オウンゴールが生まれた。その後も攻め続けた日本だがゴールは決まらず、1点リードで前半を終える。
後半に入ってもスタンドを沸かせたのは香川。21分にはエリア内で本田圭佑のパスを胸トラップ、そのまま反転してボレーで追加点を奪う。さらに同41分には、エリア内左から香川が浮かせたボールを、本田が頭で決め3-0とした。
ほぼ勝利は確実となった日本だが、試合終了まで攻めの手を緩めない。終了間際の45分には香川がこの日2ゴール目、アディショナルタイムにも左サイドを駆け上がった長友佑都のクロスから、原口元気にゴールが生まれ5発大勝。最終予選に向け弾みをつけた。
2015年6月から始まったアジア2次予選。日本は初戦のシンガポール戦を0-0で引き分け、思わぬ船出となったがその後は7連勝で首位通過を決めた。
SAMURAI BLUE5‐0でシリア代表に勝利 https://t.co/3jKpTz9bvw #jfa
— 日本サッカー協会 (@JFA) 2016年3月29日