「より良い人生に」ワールドマラソンメジャーズの冠スポンサー、アボットの想い | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「より良い人生に」ワールドマラソンメジャーズの冠スポンサー、アボットの想い

オピニオン ボイス

JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • JR新宿駅西口で行われたアボット ジャパンの広告展開(左)とクリス・ミラー氏
  • JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • JR新宿駅西口に掲出されたアボット・ワールドマラソンメジャーズの広告郡
  • アボット・ワールドマラソンメジャーズの優勝者エリウド・キプチョゲ(左)
2月28日に行われた東京マラソン2016で、第9シリーズが終了したアボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)。2014年10月にアボット社がパートナーシップ契約を結び、2015年よりタイトルスポンサーとなった。

ワールドマラソンメジャーズは、マラソン競技の発展と競技者の意識向上およびランニング愛好家のエリートレースへの関心を高めるため、2006年に創設。当初はボストン・ベルリン・シカゴ・ロンドン・ニューヨークの世界5都市の大規模マラソン大会で獲得ポイントを競い合ったが、2013年大会より東京マラソンが加わり現在は全6大会で実施されている。

第9シリーズ最終戦となった東京マラソン2016のために来日したアボットラボラトリーズ社グローバルブランド部門長のクリス・ミラー氏に、アボット社のワールドマラソンメジャーズに対する想いなどを聞いた。

---:まず、アボットという会社について教えてください。

クリス・ミラー氏(以下、敬称略):グローバルなヘルスケアカンパニーです。大きく4つの事業に分かれています。栄養剤、医療機器、心臓・循環器系、糖尿病患者向けの事業などです。あと医薬品で新興国の製薬事業もやっています。その全部をつなげているのは人々の健康。それにどのように貢献していくかということをやっています。

---:アボット社はいつ頃に創設されたのでしょうか?

ミラー:127年前に米国のシカゴ近辺で創設されました。7万4000人が150カ国で働いています。創立者がアボット氏(ウォレス・C・アボット医師)だったため、その名前から社名になりました。


JR新宿駅西口で行われたアボット ジャパンの広告展開(左)とクリス・ミラー氏

---:WMMをスポンサーするようになった経緯は?

ミラー:アボットはとにかく健康の会社です。人々の健康のために、健康とつなげたもの、走ることなど、そういったものの中からマラソンが出てきました。グローバルな企業なので6大会を通して、各地をつなげていって健康について伝えていくことができたらいいです。

土地だけではなくレースにも世界各国から人が集まる。そういうところでもつながれたらと思います。

---:マラソン以外に支援している競技はあるのですか?

ミラー:アボットが企業全体でというのはあまりやったことはありませんが製品ごとに、例えば栄養剤の製品がアイアンマンレースのスポンサーなどをやっています。

---:ほかの欧米諸国でのマラソン人気はどうですか?

ミラー:私の見ている限りマラソンはとても人気があり、どんどん伸びていると感じます。

マラソンのいいところは、ひとつのレースに対してエリートランナーが走って、観客たちが周りにいて一体感があるところです。例えば観客の方々はエリートランナーはもちろん、遅くゆっくり走っているランナーにも応援する。そういうところもいいスポーツだと感じています。

---:アボット社が企業としてランナーに伝えたいことはありますか?

ひとつは弊社のスローガン「life to the fullest(満たされた人生)」です。この"人生"は通常の人生ではなく"ワンランク上の人生"の意味があります。

また、東京マラソン2016には、アボット ジャパンの社員72名がランナーとして参加しました。海外のアボットからも8名が走りました。アボット ジャパンの社員が(コース上にある)会社の前で300人以上が応援をして、社員たちがそれをすることがメッセージになります。


JR新宿駅西口の壁に掲出されたアボット ジャパンの広告

---:アボット社でマラソンしている人は多いのでしょうか?

ミラー:すべての社員がマラソンを走っているわけではありませんが、このスポンサーシップを通して社員たちがマラソンに興味を持ち始めました。マラソンに参加はしなくてもジョギングを始めたりする人が増えていますね。

弊社では2500人の社員がマラソンを走りたい、大会に参加してみたいと手を挙げていると聞いています。

---:スポンサードすることで社員の意識は変わってきましたか?

ミラー:本人が走っていなくても、友だちなどマラソンを周りがやっていると、健康そうに思ってダイエットを始めてみたり、そういった影響が会社全体に起きています。

---:一般消費者との新しいつながりはできましたか?

ミラー:ビッグサイトで行われた東京マラソンEXPOでのアボットロゴの設置、アボット ジャパン前でのアボットチアゾーン(応援席)、新宿での屋外広告。これら3つをあわせて一般の顧客だったり、新規の顧客にメッセージを伝えることができています。日本の社員がこういったことを実際にやって、一般の方々に展開していきます。



---:今後はどのような計画になっていますか?

ミラー:(WMMとは)複数年契約になっています。第9シリーズを東京から1年間行って、次はボストンから第10シリーズが始まります。新たに車いす競技も始まりますし、新しい展開が進んでいきます。他の都市、ボストンやニューヨークなどでも新宿のような広告展開をしていきます。

---:WMMでの東京マラソンの特徴は何でしょうか?

ミラー:各大会ユニークで違うのですが、東京は古いものと新しいものが両方、例えば新宿~銀座~浅草と通りますが、古いものと新しいものが共存しているのが特徴だと思います。

---:マラソンの魅力とは何だと思いますか?

ミラー:マラソンというのは速いエリートランナーも遅いランナーも一緒に楽しめるスポーツ。また、マラソンなら(プロもアマチュアも)同じ場所でできますし、歳をとっても、誰でも参加することできます。他の競技ではなかなかなく、素晴らしいことだと感じています。

---:アボット社がスポーツをしている人に伝えたいメッセージをお願いします。

ミラー:これからも健康を通してより長く、より良い人生を送れるようなことを展開していきたいですね。
《五味渕秀行》

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