フルマラソンは誰でも完走できる?…ランニングコーチ金哲彦のアドバイス | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フルマラソンは誰でも完走できる?…ランニングコーチ金哲彦のアドバイス

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アボットがランニングコーチの金哲彦氏を招いたメディア向けセミナーを開催(2016年2月12日)
  • アボットがランニングコーチの金哲彦氏を招いたメディア向けセミナーを開催(2016年2月12日)
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  • アボットがランニングコーチの金哲彦氏を招いたメディア向けセミナーを開催(2016年2月12日)
ワールドマラソンメジャーズ(WMM)のタイトルスポンサーであるアボットは、プロ・ランニングコーチの金哲彦氏を招いたメディア向けセミナーを2月12日に開催した。2月28日に行われる東京マラソンはWMMの最終レースだ。

フルマラソンに挑戦したいランナーに向けて、金氏がアドバイスをしてくれた。フルマラソンは誰でも走りきれるのだろうか?

「ちゃんと練習すれば大丈夫です。特に東京マラソンは制限時間も(7時間と)ゆるいです。最初から最後まで歩けば9~10時間かかる。だから、少しのスピードでも走り続けることが重要。でも最低3カ月のトレーニングをこなせば、誰でも完走できるのがフルマラソンです」

マラソンのトレーニングは「走ること。単純です」と金氏。だがメリハリをつけることが必要という。毎日同じように走るのではなく、30分走る日があれば、1時間走る日も設けて変化をつける。

「計画を立ててトレーニングをしていくと、体は必ず変化します。特に、それまで経験なかった人がマラソンのトレーニングをすると、体つきがシャープになります。食事が美味しくなります。最初は筋肉痛になりますが、それがだんだんなくなる。つまり、マラソンを走れる体になるのです」

メンタル面では「まずエントリーをすることが必要」と話す。

「マラソンをやらない人は『なぜ参加費も払って自分から苦しい思いをしにいくのだ?』と言う。逆にマラソンに参加した人はそうする理由があったということです。何かにチャレンジしたいという気持ちやチャリティーなど、あえて苦しいことをすることで応援する気持ちを示すこともあるでしょう。日本だと願掛けなど、家族の病気のために自分がマラソンを走る、ということがあったり。さまざまな理由があるはず」

初めてのエントリーは勇気がいること。だから「完走に向かって頑張っていける」と金氏は続ける。

「普段起きない時間に起きて走ったり、仕事終わりにビールを飲みたい気持ちをこらえて走ったり。そういう行動をしてきているかもしれません。メンタルは相乗効果です。マラソンにエントリーしたことで自信がついたという人も数多くいます」

「初めての人はどう走ったらいいかもわからない。まずはチャレンジしてみようという意思が必要」と締めくくった。
《大日方航》

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