敵地英国で行われた試合は、地元の大声援を受けるマレーにセットを連取され、一気に後がない状況へ追い込まれる。しかし、ここから錦織も驚異的な粘り強さを発揮、セットカウント2-2まで追い上げた。
最終セットは両者ブレークを奪い合う激しい展開になったが、終盤にゲームを落とすと錦織は挽回することができなかった。
敗れはしたが敵地でBIG4の一角を追い詰めた試合にテニスファンは「素晴らしい勝負だった!それだけに負けたのが悔しい」「見てる私らも悔しい。まだまだ上が狙えるテニスでした」「昨年マレーにはマスターズ2試合で完敗。負けたとはいえ自信になる試合だったんじゃないかな」「錦織のキャリアでもベストな試合だった」「一昨年の全米でジョコビッチに勝った試合よりも震えた」と大絶賛の内容だった。
試合後に錦織はツイッターを更新し、「今日は応援ありがとうございました。勝てなかったことは申し訳なく思っています」とファンに感謝のメッセージを送った。錦織は休む間もなく、インディアンウェルズで行われるBNPパリバ・オープンに向かう。
Thank you for all the support today. Sorry we could not win. It was a big battle. We keep working to improve.
— Kei Nishikori (@keinishikori) 2016年3月6日
Tomorrow on to the @BNPPARIBASOPEN #BNPPO16
— Kei Nishikori (@keinishikori) 2016年3月6日