日本が世界に誇るスーパースターといえば、イチロー選手。2016年現在はメジャーリーグのマイアミ・マーリンズに所属しており、既に来季も契約となっています。その契約でなんと、「終身雇用」の話があったそうです。
イチロー選手は、現在42歳。プロ野球選手は40歳をこえれば、「超」がつくほどのベテランとなります。それにも関わらず、終身雇用の話が挙がるのは超一流の証でもあるかと思います。
契約時の秘話
代理人であるジョン・ボグズ氏が、この契約について話しています。
「球団は、イチローがいたいだけいてほしいとのことだった。彼らはイチローを非常にリスペクトしている」
さらにボグス氏は、こう続けます。
「イチローもチームメートにも球団にも満足している。願わくば、この先何年もマ軍でプレーを続けてほしいね」
そして、マーリンズの新監督となるマッティングリー氏もコメントしています。
「イチローとは携帯メールで連絡を取り、監督として一緒にやれることを楽しみにしていると伝えた。返事をもらってうれしかったよ」
チームとの連携もしっかりと取れ、イチロー選手の動向にはますます目が離せません。やはり気になるのが、残り65安打と迫った「メジャー通算3000本安打」の達成ですね。
3000本安打の助けとなるバリー・ボンズ氏
今年は大きな味方もいます。そう、その味方というのはバリー・ボンズ氏。最強のスラッガーと言われる彼は、2001年には73本もの本塁打を打ちました。圧倒的な成績を残し、2016年からマーリンズにて打撃コーチを務めることとなりました。これで、偉業へと一歩近づいたのではないでしょうか。
150年の歴史を誇るメジャーリーグで、3,000本以上の安打を打った選手はたったの29人。
さらに、日米通算の安打数は現在4,213安打で、後44本のヒットを放つと4257安打となり、メジャーリーグの通算最多安打記録保持者、ピート・ローズ氏を超えることになるのです。
今年は見事に偉業を達成してほしいですね。
背番号の数字でもある51歳まで現役を続行したいと語っていたイチロー選手。世界へと挑戦し、偉業目前でもあるイチロー選手の活躍をますます期待しています。
(原題:「居たいだけ居てほしい」イチローの再契約は引退までの終身雇用だった!)
《記事提供:@Heaaart》
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