メッツの元守護神メヒア、薬物違反で初の永久追放処分 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

メッツの元守護神メヒア、薬物違反で初の永久追放処分

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ヘンリー・メヒア 参考画像(c)Getty Images
  • ヘンリー・メヒア 参考画像(c)Getty Images
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ニューヨーク・メッツのヘンリー・メヒア投手が2月12日、3度目の薬物規定違反により球界から永久追放処分となった。薬物違反で永久追放処分を受けるのは、同投手が史上初。

メヒアは2007年にメッツと契約してプロ入り。2014年にはシーズン途中からクローザーを任され、防御率3.65、6勝6敗、28セーブを記録した。翌年も守護神として期待されたが、薬物検査で2度の陽性反応を示し登板7試合でシーズンを終えた。

今回の決定に関しメッツは、「メヒアがMLBの薬物規定に抵触したと聞き、私たちは失望しています。我々はスポーツからパフォーマンス向上物質を追い出そうとする、リーグの姿勢を支持します」と声明を出している。

メヒアの永久追放処分に野球ファンからは、「スリーアウトで終了」「せっかくクローザーとして才能が開花し始めたときだったのにね」「3度目で永久追放か…いいピッチャーだっただけにもったいない」「2回目の出場停止処分中だったのに。何で3回目をやるのか」「2回も出場停止受けてやめないなら、そりゃ永久追放も仕方ない」など、3度目では言い逃れもできないという声が多い。

メヒアの薬物規定違反は2015年4月に筋肉増強剤スタノゾロールを検出したのが最初。同年7月7日に80試合の出場停止処分から復帰したメヒアだが、28日にはスタノゾロールに加えボルデノンも検出され162試合の出場停止処分が決まっていた。

スタノゾロールは過去にバリー・ボンズ、ロジャー・クレメンスらも使用を疑われた薬物。ボルデノンは競走馬のドーピングに用いられる薬物で、2014年には高知競馬でレース後に検出された。

《岩藤健》

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