2月6日のドイツ・ブンデスリーガ第20節、香川真司のドルトムントは敵地で原口元気のヘルタと対戦した。原口は先発でフル出場、香川は今季リーグ戦初のベンチ外だった。試合は0-0の引き分けで終わっている。
首位バイエルンを追走するため負けられない2位ドルトムント、上位陣との差を少しでも詰めておきたい3位ヘルタ。ともに負けられない試合は、ボールを支配して優位に立つドルトムントと、ゴール前を人数かけて固め失点は許さないヘルタの形で進んだ。
後半に入っても両者の関係は変わらない。ドルトムントは相手ゴールをこじ開けようと激しい責めを展開するが、ヘルタ守備陣の前にシュート数は9本どまりだった。
試合後にドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、「言い訳にすべきでないが、今日はピッチが荒れていたので、あのようなゲームになった。見ていて楽しい試合でもなかったね。ヘルタのプレッシャーをいなすことができなかった。前半終わりの10分間と、後半は慣れて試合を支配することができた。0-0は妥当な結果だよ」と話している。
《岩藤健》
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