「真央ちゃんに国民栄誉賞を!」浅田真央の引退にスポーツ界から感謝の声 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「真央ちゃんに国民栄誉賞を!」浅田真央の引退にスポーツ界から感謝の声

スポーツ 選手
現役最後の大会となった全日本選手権の浅田真央(2016年12月25日)
  • 現役最後の大会となった全日本選手権の浅田真央(2016年12月25日)
  • 浅田真央 参考画像(2014年3月27日)
長年に渡りフィギュアスケート界を牽引して来た浅田真央選手が4月10日、自身のブログで引退を表明しました。“真央ちゃん”の愛称で親しまれた浅田選手に向けてファンはもちろん、スポーツ界からも多くの感謝の言葉がツイッターなどで見られます。

レスリングの吉田沙保里選手(至学館大職)は「真央ちゃんに国民栄誉賞を!という声が上がってますが、私もそう思います」とツイート。自身もレスリングの功績を讃えられ2012年に国民栄誉賞を受賞していますが、そんな吉田選手も「本当に国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えた選手だと思います!」と書いています。



リオデジャネイロ五輪の体操男子団体で金メダルを獲得した田中佑典選手(コナミスポーツクラブ)は、ソチ五輪での浅田選手の姿に感動したひとり。

「結果や順位だけが全てではないスポーツの素晴らしさを感じられたし、競技者としても人としても魅力的で心打たれたな」


同じくリオデジャネイロ五輪の体操男子団体で金メダルを獲得した白井健三選手(日本体育大学)は、「点数や技で勝っていても、見えない面で越えられない選手ってどの競技にもいると思う。若手目線だと特にそういう選手って多いんだよな。間違いなく浅田選手はフィギュア界でそういった選手だったと思います」と同じ競技者としての目線でつづっています。


リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華選手(日本ユニシス)も寂しさを募らせています。

「直接会ったことはないけど同い年として本当に尊敬するし、真央ちゃんの活躍には本当に刺激もらってた」


長年日本競泳界を引っ張ってきた入江陵介選手(イトマン東進)は、「真央ちゃんの演技にたくさん感動をもらい心を救われました」とツイート。


インテル・ミラノで活躍するサッカーの長友佑都選手は、「個人的に凄く好きな選手だったな。苦渋の決断だったと思うけど、浅田選手のこれからの人生を応援したい」とエールを送っています。


元体操選手の田中理恵さんは「本当に、誰もが大好きな選手だと思います」と書く一方で、「私たちも笑顔でいなきゃと思った!」と続けています。多くのファンが浅田選手の笑顔が大好きでした。


元陸上選手で五輪出場経験もある為末大さんは浅田選手の名前こそ書いていませんが、引退表明の翌日に競技者について深い発言をしていました。

「他者からどう見えているかは関係なく、自分の中に理由が見出せなくなった時、歩みを止める」


浅田選手と同時代に、日本代表としてリンクに立っていた現プロフィギュアスケーターの織田信成さんは「これからもずっと真央ちゃんのスケートが大好きです」と短い言葉にすべてが詰まっているように思えます。


浅田選手の姉・浅田舞さんは「彼女の競技生活からは学ばせてもらうことばかりでした」と振り返っています。

「姉としても、ファンの1人としても、彼女の選手としての生活に心からお疲れ様。そして本当に多くの感動をありがとう」


才能ある若手、新星が次々と現れるフィギュアスケートの世界。その新星のひとりとして、日本中の期待を背負って滑り続けてきた浅田選手。まだ26歳、新しいステージでの活躍を見守りたいですね。
《編集部》

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