男子テニスの南フランス・オープンは2月3日、フランスのモンペリエでシングルス2回戦が行われた。世界ランク97位のダニエル太郎は、同53位で第8シードのマルコス・バグダティスと対戦し2-6、6-7で敗れた。
第1セット第3ゲームでサービスをブレークされたダニエル。第5ゲームでは4連続でネットに引っかけてしまい、連続ブレークを許して第1セットは奪われてしまう。
踏ん張りたいダニエルも第2セット第4ゲーム、バグダティスのサービスゲームをブレークしてリードする。第9ゲームでは2度のセットポイントもあった。だが、あと1ポイントが奪えず、ブレークバックを許し追いつかれる。
ダニエルはタイブレークでも、あと一歩までいきながらミスが出て敗れた。
1月の全豪オープンでは1回戦でルカ・ロソルと対戦。2セットダウンと追い込まれたところから、2セット連取し最終セットまで持ち込んだが、最後は勝負所で集中力を増したロソルにセットを奪われ敗れた。
これから上位を狙うためには、勝負所を取り切る強さが課題となりそうだ。
《岩藤健》
page top