イングランド・プレミアリーグのレスターは2月2日、第24節リバプール線で2-0の勝利を収めた。この試合で先発出場した日本代表FW岡崎慎司のプレーに対し、試合後のクラウディオ・ラニエリ監督は称賛を惜しまなかった。
前半8分にヘディングでゴールを狙った岡崎だが、相手GKの好セーブに阻まれ決まらなかった。これで4試合連続無得点となったが、それでもラニエリ監督は前線からプレスをかけ続けた岡崎を評価している。試合後の会見では「シンジのプレーはファンタスティックだった」と話した。
「なぜなら我々に元気を与えてくれるからだ。特別なエナジーを与えてくれる。彼は絶対に足を止めない。決してプレスをあきらめない」
「考えてみるといい。前線にヴァーディとシンジがいて、彼らがふたりで一緒にプレスをする。後ろにいる他の選手はそれを見て、ストライカーがプレスしているなら、自分たちもやらなければとなる。だから彼は素晴らしいんだ。チームにとって大切な仕事をしている」
監督から絶賛された岡崎だが、本人はFWとして得点がなかったことを悔しがっている。試合後には「ゴールを決めたかった。ヴァーディはワンチャンスで決める。決めるか決めないか、そこに大きな差を感じる」とコメント。
そして最後に「(香川)シンジみたいにハットトリックしてぇ」と言い残した。
《岩藤健》
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