日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは1月9日、セリエA第19節でローマと対戦した。ミランは開始直後の失点でローマにリードを許すも、後半5分に本田のアシストからユライ・クツカが同点ゴールを決め1-1の引き分けに持ち込んだ。
ローマは前半4分、FKにゴール前でアントニオ・リュディガーが合わせ、先制弾を押し込んだ。その後もミランはCKから危うい場面を作られるが、ここはGKジャンルイジ・ドンナルンマが素晴らしい反応を見せる。
反撃したいミランは後半5分、エリア右から本田が左足でクロス。ふわりと上がったボールに、逆サイドで待っていたクツカが頭で合わせ同点ゴールが生まれた。
試合を振り出しに戻し勢いづくミラン。アウェーでの逆転勝利を狙い攻勢に出るが、ゴール前でチャンスを決めきれない。シニシャ・ミハイロヴィッチ監督も、タッチライン際に置かれたボトルを蹴り上げ怒りを露わにした。
試合は両チーム追加点が奪えないまま終了。ともに勝ち点1を加え順位はミランが8位、ローマは5位となっている。
《岩藤健》
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