日本代表FW本田圭佑の所属するACミランは12月6日、アウェーでカルピとのセリエA第15節を戦った。降格争いを続けるカルピとのゲームでミランは決め手を欠き、0-0のスコアレスドローに終わっている。本田の出場はなかった。
昇格組のカルピ相手にチャンスが作れないミラン。逆に前半13分、ロレンツォ・ロッロに強烈なミドルシュートでゴールを脅かされる。16歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマが好反応を見せ、何とか無失点で切り抜けたものの立ち上がりから危ない場面が続く。
格下相手に勝ち点を取りこぼせないミランは後半24分、アレッシオ・チェルチに代えルイス・アドリアーノを投入するが得点シーンは生まれない。何としても点がほしいミランは後半40分、右CKから最大のチャンスを獲得する。アレックスのヘディングシュートが相手GKに弾かれたところから、さらに2本のシュートを打つ波状攻撃。だがカルピの堅い守りに阻まれ、これでも点が奪えない。
ともに勝ち点1を分け合った両チーム。順位はミランが8位、カルピは19位となっている。
《岩藤健》
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