11月8日にセリエA第12節、トリノ対インテル戦が行われた。試合はワンチャンスを生かしたインテルが1-0で勝利している。インテルの日本代表DF長友佑都は2戦連続でフル出場した。
敵地に乗り込んだインテル。序盤からトリノにゴールへ迫られ、危ない場面を何度も迎えた。それでも前半31分、インテルは長友のFKから先制ゴールが生まれる。左サイドから蹴り込んだボールを、ロドリゴ・パラシオがヘッドで後ろへ流し、最後はジェフリー・コンドグビアが倒れ込みながらダイレクトボレーで叩き込んだ。
ホームで負けられないトリノは後半、怒とうの反撃を見せる。前半以上に決定機を作り出しゴールに迫った。だが最後の部分で決めきれない。最後まで1点を守り抜いたインテルが連勝を3に伸ばした。
開幕前はロベルト・マンチーニ監督の構想外とも言われた長友。最近の活躍で再びポジションと信頼を勝ち取ったように見える。
出場機会さえ危ぶまれた状況からの復活にファンからも、「本当に彼はプロフェッショナル。素晴らしい」「長友さんいい感じでめっちゃ嬉しい」「あんなに移籍するって言われてた長友が、後半からとはいえキャプテンマークつけるのに本当にすごい」「あんだけ干されてたのに、わずかなチャンスでしっかり結果を出して、再びスタメン勝ち取って今度はキャプテンマーク巻いて。このメンタルの強さは見習いたい」など絶賛意見が寄せられている。
長友はインテルの公式チャンネルでインタビューに応じ、「監督の信頼?そうですね。プレーしていない時期もありましたが、しっかり練習していました。プレーするときは常に準備ができていなければいけません」と話した。
《岩藤健》
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