欧州の移籍市場が閉まり、インテルの長友佑都はクラブ残留が決まった。様々な移籍先候補が現れては消えを繰り返した今夏、残留が決まった長友は改めてインテルでの決意を口にした。
日本代表合宿が行われている9月1日、長友が記者団の囲み取材に応じた。
「僕は居る場所で輝く努力するだけ。インテル残留ということで、しっかりチームに貢献できるよう、感謝の気持ちを持って取り組みたい」
大型補強敢行で一気に戦力がアップしたインテル。だが長友にとっては、それだけクラブでの生き残り競争が激しくなったことを意味する。
30歳で迎える2018年ロシア・ワールドカップについて、自身の代表での役割についても触れた。
「僕が初めて代表に入ったとき、中村俊輔さんや中澤佑二さんに支えられて、いろいろ言葉をかけてもらった。僕も自分の経験を若い選手たちに伝えていけるようサポートしたい」
《岩藤健》
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