中日の浅尾拓也投手が1月7日、自主トレーニングの地となるグアムに向けて出発した。
2013年に痛めた右肩の影響から、全盛期の投球とは程遠い内容が続いている浅尾。かつてのホールド王は完全復活を目指して、グアムでの投げ込みを敢行する予定だ。「肩の調子はいい。グアムで投げ込んでいきたい」と話す表情には、今年にかける意気込みが感じられた。
これに対してファンからは、「浅尾の躍動するピッチングをまた見たい」「中日の低迷は浅尾の不調も少なからず関係しているんじゃないかな」「31歳。まだ若いし、もうひと花、ふた花咲かせてもらわないと」「ルーキーの小笠原が先発して浅尾につなぐリレーとか見たいな」など全盛期のような活躍を再び見たいという声が挙がっていた。
選手兼任だった谷繁元信監督も昨年現役を引退し、2016年は監督業に専念する。浅尾の全盛期の球を受けていた当人でもあり、その復活を一番期待しているのは谷繁監督ではないだろうか。いずれにせよ、常勝チーム復活のためには浅尾の力が欠かせないだろう。
《浜田哲男》
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