ナイキジャパンは、「NIKE MOST WANTED "THE FIRST CHANCE"」を、12月25日、東京都のアミノバイタルフィールドで開催した。
「NIKE MOST WANTED」は、現在プロチームに所属していない才能ある若者を支援するために考案された、世界中のフットボーラーがプロになりたいという夢を叶えるための機会を提供するプロジェクト。
12 月25 日のセレクション初回には、長友佑都選手と原口元気選手が特別スカウトとして登場。当日は選手にパスを出すなどセレクションの手伝いを実際にしつつ、スカウトとして両選手1人ずつ選手を選出した。
原口選手はセレクション後、記者からの囲み取材に応じた。
---:今回参加してどう感じた?
原口元気選手(以下、敬称略):普段は評価される側なので、評価する側にまわったのは新鮮でした。選手たちのプレーをよく見て、納得できる選出ができたと思っています。
---:今回参加したのは10代の選手ばかりということですが。
原口:みんな上手くてびっくりしました。
---:全体を通してアドバイスなどあれば。
原口:こういうセレクションではチャンスは少ないと思うので、どれだけ限られたチャンスで自分を出せるかが大事だと思っています。上手いけれど、自分はこうだ、と出すような選手が少なかった。ここは、日本の選手に足りないところなのかな…。
---:世界と戦う上で必要なことは。
原口:自分も自己主張していないとすぐ(存在感が)消えてしまうので、自己主張することは強く意識しています。
---:選考の理由に一対一の強さを挙げていましたが。
原口:海外で戦う上では一対一の強さは不可欠だと思っています。攻めだけでなく守備も。
---:イベントに携わったことに関しては。
原口: 10代で海外に行く経験ができるのはいいですよね。早ければ早いほどいいというわけではないと思うが、チャンスは多いほうがいいですから。今回このイベントに参加して、少しでも彼らに伝えられたことがあったら嬉しいです。
《大日方航》
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