イングランド・プレミアリーグのチェルシーは12月23日、フース・ヒディンク氏の新監督就任を発表した。開幕からの成績不振を理由にジョゼ・モウリーニョ監督を解任したクラブは、オランダ人指揮官にチームの再建を託す。
クラブ公式サイトによると、ヒディンク監督は「シーズン途中から指揮を執るのは難しいが、またここに戻ることができてうれしい」と話している。2009年にも途中から指揮を執り、チェルシーにFA杯優勝をもたらしたヒディンク監督は、当時のことを振り返りながら「今回もチームを助けたい」とした。
新監督就任にファンからは、「また何かをやってくれそうな気がする」「アザールを復活させてくれ」「シーズン終了までの契約ってことは、本気でシメオネ引き抜く気なんですね」「後始末も大変だ」などの反応が寄せられている。
ヒディンク監督は今シーズンここまでの成績について、「もちろん最近の結果は無視できないが、プロとして大事なのはこれからだ」としたほか、エデン・アザールに対しても「代表ではキャプテンも務め活躍している。復調すればチェルシーでもキープレイヤーだ」と期待を寄せた。
《岩藤健》
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