DJI JAPANは、ラグビーチームのサントリーサンゴリアスが選手のプレー分析と改善に同社のドローン「Inspire 1」を導入したと発表し、選手や監督の生の声を収録した動画を公開した。
サントリーサンゴリアスは、ジャパンラグビートップリーグに加盟する強豪チームだ。今年のワールドカップに参加したメンバーもそろっており、計12回タイトルを獲得。これまでもビデオカメラで、練習の様子を撮影棟や地上から定点撮影・録画し、アナリストによるプレー分析を行ってきた。
しかし、地上での横からの撮影だけでは、分析に十分な情報を得ることは難しい。操縦方法を習得すれば飛行が安定し、最適の位置から撮影することができるドローン「DJI Inspire 1」を導入し、練習の空撮をすることで今までにはなかった情報を入手。新しい分析が可能になった。
撮影した映像はチーム内で共有。プレー映像を選手自身が確認したり、コーチが選手の特徴や課題、改善策を各選手に示している。
サントリーサンゴリアスでは、グラウンドを囲むネットの高さを上限高度として設定。Inspire 1がグラウンドから出ないように安全運用対策をとっている。
DJI JAPANは活用事例動画として『Aggressive Suntory Rugby -新たな視点から世界を攻める-』を公開。ドローンの新しい活用シーンを分かりやすく伝えている。
《美坂柚木》
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