ラグビートップリーグ、秩父宮で今シーズン最多2万人超え | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ラグビートップリーグ、秩父宮で今シーズン最多2万人超え

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秩父宮ラグビー場(c)Getty Images
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ジャパンラグビートップリーグ第5節、開幕から全勝のパナソニックワイルドナイツは、秩父宮ラグビー場で東芝ブレイブルーパスと対戦した。今シーズン最多となる2万138人の観客が見つめる前で、両チームは白熱の展開を演じ17-17で引き分けた。

試合は前半4分に児玉健太郎のトライでパナソニックが先制する。コンバージョンも決まり7-0とリードした。しかし、東芝も同10分にPGが決まり追い上げ、さらに同26分には山本紘史がトライ、小川高廣のキックも入って7-10と逆転する。終了間際にパナソニックもPGで10-10の同点に追いつき、試合が振り出しに戻ったところで前半を折り返した。

後半は互いが自陣深くまで攻め込まれながら、最後の一線は守る展開になった。その中で後半21分、パナソニックは認定トライが与えられ17-10と勝ち越す。だが東芝も同37分、混戦から最後は山本が飛び込んだ。長いTMOの末にトライが認められ、キックも入って再び17-17に追いつく。

勝ち越しを狙ったパナソニックは残り時間で反撃を試みるが、ベリック・バーンズのドロップゴールは失敗。最後は東芝がボールを外に蹴り出し引き分けでノーサイド。

王者パナソニックに、前節リコー相手に強い勝ち方を見せた東芝が挑んだ試合は、ラグビーファンからも「パナソニック対東芝最高だった」「後半は東芝がスクラムで優位に立ったけど、あれだけ押されても崩れないパナソニックはさすがだった」「見応えのある素晴らしい試合でした」「東芝対パナソニック本当にいい試合だった」「ライン際の攻防は見応えがあって、凄かった」など期待に違わない好勝負との声が挙がっている。

開幕からの成績を4勝1分けとしたパナソニックは勝ち点22でグループA1位、3勝1分け1敗の東芝は勝ち点17で同3位となっている。
《岩藤健》

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