シアトル・マリナーズと1年契約を結んだ青木宣親は、移籍先をマリナーズに決めた最大の理由に、”最も必要とされたこと”をあげたと、Seattle Timesが伝えた。
現地3日にセーフィコ・フィールドで行なわれた入団会見の冒頭、「ハロー、シアトル。ノリチカ・アオキです。はじめまして。シアトルにはコーヒーを飲みに来ました。それと、ワールドシリーズに勝つためにね」と、英語のスピーチで笑いを誘った青木は、その後、通訳を介し、同球団と契約した理由について、こう語った。
「1番の理由は、マリナーズが自分を必要としてくれていると感じたこと。球団が、僕を必要としていると言ってくれた。それが理由です」。
Seattle Timesによれば、メジャー4年で打率.287、出塁率.353という成績を残した青木には、リードオフマンとしての役割が期待されているという。マリナーズの1番といえば、青木が憧れるイチロー(マイアミ・マーリンズ)が長らく務めた打順だ。その点について青木は、「マリナーズの試合をずっと見てきたので、イチローさんと同じ打順でプレーできることに興奮しています」と、語った。
「ただ、自分がそのポジションを受け継ぐとは思っていません。僕は全力を尽くすだけです」。
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