プロ野球・横浜DeNAベイスターズの2016年度新入団選手記者発表会が11月27日、横浜市内のホテルで行われた。ドラフト1位指名、今永昇太投手らが自己紹介をした。
駒沢大学出身の今永。伸びるストレートとキレのあるスライダーを武器とする左腕として、2013年は東都大学野球春季リーグで最優秀投手とベストナイン、2014年は同秋季リーグで最優秀投手とベストナイン、そしてMVPを獲得した。
真新しいユニフォームにソデを通した今永。
「21番という背番号には色々な意味が込められていて、また違う重みが肩に乗っている感じがする」と表情は硬いが、言葉からは自信が感じられる。
2015年で引退を発表したDeNAの先輩・高橋尚成選手のような投手になりたいという。
「同じ駒沢大学出身の大先輩でもあり、投手としての引き出しが多いというか、会う機会があればいろいろ学びたい」
ラミレス監督については、現役時代の姿から「テレビの中の大スター」と話す。
「ボールを遠くに飛ばしているというイメージが強く、なおかつアベレージも高いという…。ぼくとしては対戦したくないバッターだなという印象」
最後に「子どもたちに感動を与えられる選手になりたい。僕自身が感動させるようなプレーをするのではなく、一生懸命やって感動してもらえるように、子どもたちに『今永投手は頑張っているな』と思ってもらえるように、頑張っていきたい」と力強く語った。
《五味渕秀行》
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