トヨタ自動車は11月26日午前、都内にてパラリンピックへの取り組みについて会見を開いた。2024年まで、パラリンピックの最高位パートナーである「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー(WPP)」を担うことを発表した。
(トヨタ豊田章男社長)
本日トヨタが新たな発表をします。競技に励み世界に感動を届けるために素晴らしい取り組みをしているフィリップ・クレイヴァン会長をします。
(国際パラリンピック委員会のフィリップ・クレイヴァン会長)
本日は世界の人々のより良い生活に資するために、ここに集まることができて光栄です。
トヨタが2024年までワールドワイド・パラリンピック・パートナー(WPP)になることを表明していただくことは素晴らしいことです。それがどんなに素晴らしいことかご説明します。
国際パラリンピック委員会(IPC)は、パラリンピックを運営しています。2012年ロンドン大会は競技場に280万人動員、38億人の観戦がありました。今後はさらなる飛躍を遂げるでしょう。
パラリンピアンのパフォーマンスは障がい者の見方を変えます。トヨタもIPCも価値観を変えることに取り組んでます。
どんな障がいがあろうと、パラリンピアンは感動を与える存在です。スポーツ、生活ににおける機会の平等を提起し続けます。
そしてパラリンピアンはファイターです。
IPCはより豊かな人生のために、すべての人にモビリティを提供したいという想いがあります。障がいがあっても自由な移動ができれば、さらに豊かな生活を送ることができるようになります。
パラリンピックでは、どんなレベルでもスポーツの楽しさを提供します。週1回のバスケットボールでも、です。感動と興奮を提供し、その感情が見方を変えるのです。
2012年ロンドン、2016年リオ、ハードルは上がりましたが、安倍首相にお会いした時、彼が2020年東京大会のポテンシャルを信じていると感じました。
そして豊田社長にもその想いを感じました。
2020年に向け、挑戦が始まります。この挑戦をトヨタとともに歩めることを嬉しく思います。パラリンピックムーブメントが世界に広がる大きな節目になるはずです。
《編集部》
page top