東京都内で11月23日、陸上のサニブラウン・アブデル・ ハキーム選手などダイヤモンドアスリート認定者向けにリーダーシッププログラムが実施された。
アドバイザーの小泉進次郎議員は、「スポーツ新聞に載るイメージを持ってほしい」と持論を展開し、若手アスリートに期待をこめた。毎日多くの新聞を読むという小泉議員は、「もちろんスポーツ紙にも目を通す。このスポーツ紙がすごいのは、1面にひとりの人間を独占して書けるところ」と、小泉流のメディアのとらえ方で、若手アスリートたちにこう伝えた。
「アスリートたちが、こうしたスポーツ紙などのメディアに注目されたとき、世の中にインパクトを与えられるチャンスをも持つことになる。表彰台に立ち、メディアたちからマイクを向けられたとき、全国の同世代のアスリートや若者たち、次の2024年のオリンピック世代などに向けて、残しておくべきメッセージは何かを、考えてほしい」
東京マラソン財団スポーツレガシー事業は、日本陸上競技連盟が国際的な選手を育成するために認定した「ダイヤモンドアスリート」を支援。この「リーダーシッププログラム」を監修した同事業運営委員・為末大氏らは、将来が期待される選手を、競技力向上だけでなく「未来のアスリート育成・スポーツ振興」に向けた取り組みを順次展開していくという。
《大野雅人》
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