野球の国際大会プレミア12は11月10日、1次ラウンド・グループAで2試合が行われた。第1試合はプエルトリコがイタリアに7-1で勝利、第2試合ではカナダがキューバを5-1で下した。
イタリアはオリックスのアレッサンドロ・マエストリ投手が先発。マエストリはプエルトリコ打線を四回まで3安打、1失点、7奪三振に抑える投球を見せた。だがイタリアは後続のピッチャーが打ち込まれ、五回以降は一方的な展開になってしまった。
キューバ対カナダは初回にカナダが3点、キューバが1点を取り合う激しい幕開けとなった。キューバは調子の上がらないヨスバニ・トーレス投手を2/3回であきらめ、その後は細かな継投でカナダ打線をかわしていく。
しかし、七回に2点を失い突き放されると、打線は散発の5安打でいいところなく終わった。キューバは4番に元DeNAのユリエスキ・グリエル、5番にロッテのアルフレド・デスパイネが入った。グリエルは3打数無安打1四球、デスパイネは4打数1安打だった。
《岩藤健》
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