ACミランからの移籍希望が報じられている日本代表MF本田圭佑に対し、ミランを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は11月6日、「移籍したいなら出て行っても構わない」と発言した。クラブの公式サイトが伝えている。
7日のアタランタ戦を前に行われた会見、ミハイロヴィッチ監督は「明日は開幕から最も重要な試合になる。もし勝利することができれば順位表を駆け上がることも可能だろう」と試合への意気込みを語った。
今冬の移籍を希望していると伝えられた本田については「ミランの選手は幸せである必要がある。もし不幸だというなら出て行っても構わない」と突き放した。
「本田には十分なプレー機会を与えた。ここには絶対的な存在などない。誰もがチームの一員だ。もしチャンスを与えられたら、準備ができていることを示さなければならない。仮に十分なプレー機会が与えられてないと言うなら、その選手はコーチにでなく自分に怒りをぶつけるべきだ」
ミハイロヴィッチ監督の発言に、「どの監督だって今の本田ならそう言うに決まってる」「監督がこんな言い方をしたらアカンと思う。選手との関係性は大丈夫かな」「自由に退団していいって言われるとなんか辛い。本田本人じゃなくても辛い」「本田さんの移籍うんぬんの話は別として、監督の試合出場に対する考えに関しては共感できるな」など、様々な意見が寄せられている。
《岩藤健》
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