11月12日にシンガポール、17日にカンボジアと対戦するロシアワールドカップアジア2次予選の日本代表メンバーが、5日に東京都内で発表された。バヒド・ハリルホジッチ監督は、武藤嘉紀への期待と課題を口にした。
10月31日にブンデスリーガのアウクスブルク戦でハットトリックを決めた武藤。代表でも10月のイラン戦でゴールを決めており好調が続く。
ハリルホジッチ監督は絶好調の武藤を、「3点取って今は自信があるだろう。以前はゴール前で焦ったり、冷静さを欠いたシーンも結構あったが、今は自らに自信が生まれ冷静さを取り戻している」と評した。
そのうえで、さらなる得点力アップには、ゴール前での集中力を磨く必要があると課題も出した。
「特にGKの前では集中しなければならない。冷静さが必要だ。若い選手なのでゴールを重ねていけば、さらに自信を得るはずだ」
現役時代フランスリーグで得点王を獲ったこともあるハリルホジッチ監督。指揮官のアドバイスを胸に、武藤は敵地でゴールを決められるか。
《岩藤健》
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