ソフトバンクの李大浩が11月3日、ソウル市内で会見を開きメジャーリーグ挑戦を表明した。日本を離れる前の10月31日には記者団に「来季もソフトバンクで」と話していたが、それから数日で急転した。
李大浩のメジャー挑戦は日本シリーズ後、韓国メディアが報じていた。11月3日に韓国で会見を開くところまで報道済み。だが李大浩本人はヤフオクドームに姿を現した10月31日、「代理人とは何も話していない。驚いている」と否定していた。
今回の会見では「野球選手なら誰でも抱くメジャーという夢に、最後に挑戦したい」と話し、年齢的にも30半ばでこれがラストチャンスとの思いを語った。家族に相談し、メジャー挑戦を決定したのは韓国帰国後の1日だったとしている。
二転、三転した李大浩のメジャー挑戦にファンは、「メジャーに挑戦するなら今が最後のチャンスですね。どうなるか分かりませんが頑張ってください」「メジャーだと、走攻守の全てが求められるし、大丈夫？って気もします」「李大浩選手メジャー挑戦応援しますよ！でも松田選手もFAでいなくなって、2人ともいなくなったらどうしよう…」「姜正浩がアジア人内野手としては久しぶりに結果を出したし、李大浩も引き合いはあるかもなあ。ファーストかDHだけってのが辛いけど」などの声を寄せている。
李大浩とソフトバンクは今季が2年契約の最終年。来季の契約は選手側に選択権のあるオプションとして付帯している。メジャー球団との交渉が不調に終わった場合、ソフトバンクでのプレーを続けたい考えも示した。
《岩藤健》
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