スポーツクライミングに注目が集まる…スポーツ・オリンピック意識調査 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

スポーツクライミングに注目が集まる…スポーツ・オリンピック意識調査

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スポーツクライミングに注目が集まる…スポーツ・オリンピック意識調査
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日経BPコンサルティングは、今年で2回目となる「スポーツ・オリンピック意識調査2015」の結果を発表した。調査対象は、全国の一般消費者1,000人。

オリンピックに対する興味・関心を5段階評価で尋ねたところ、「ある」「まあある」と回答した人は合計で全体の60.8%。昨年の62.7%と、ほぼ同様の結果となった。年代別では、昨年と比べて40代以下の興味・関心が低下。50代以上は前回よりも興味・関心が高まっており、特に60代以上では7.5ポイント上昇した。この結果は、60代以上は1964年の東京五輪を10代前後に経験し、2度目の東京五輪に期待が高まっているからだと考えられそうだ。

次に、東京五輪追加競技候補として検討されていた9競技(9月2日調査開始時点、野球とソフトボールを分けて調査)のほか、既に実施が確定している競技を含めた計38競技の認知、経験、興味・関心、期待、イメージを調査した。その結果、追加提案競技に残った「スポーツクライミング」と「ローラースポーツ」は、認知度が7割を切る3競技のうちの2つとなった。残りの1つは、近代五種。

しかし、各競技の認知者に興味・関心の有無を尋ねると、「スポーツクライミング」は21.3%(第18位)で、過去に正式競技だった野球、ソフトボールを除いて、追加提案競技の中で最も高い結果となった。また、各競技に今後期待される競技振興の取り組みを聞いたところ、「スポーツクライミング」は「認知・興味の拡大」が最も期待されている。さらに、「施設・設備の充実」「競技人口の拡大」もトップ10に入り、「パブリック・ビューイングや関連イベントの充実」では第4位となった。

最後に、オリンピックの公式パートナー・スポンサー企業として思い浮かぶ企業を純粋想起調べた結果、想起率が10%を越えた企業はコカ・コーラ、パナソニック、トヨタ自動車の3社となった。また、セイコー、キリン、ミズノ、サントリーの4社が東京五輪スポンサーではないにも関わらず、トップ10入りした。
《美坂柚木》

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