ブエルタ・ア・エスパーニャ参戦中の新城幸也(ヨーロッパカー)は第19ステージを18分40秒遅れの66位でゴールした。
この日は逃げ切り優勝をねらえる最後のチャンスともいえるステージと思われ、各チームのアタック合戦が続くと予想されたが、20km地点であっけなく24名の逃げグループが形成された。ヨーロッパカーはこの逃げグループに1選手を送り込み、残る選手は総合上位の可能性を残した2選手を守る走りに徹した。
逃げグループの24人の中からは、2級の登りと石畳区間をうまく利用してアタックをする選手が出るが、17分の差が付いた後続集団からも総合優勝争いの選手たちのアタック合戦でペースアップ。結局逃げグループを捕えることはできなかったが、総合に関わる選手たちは5分圏内でフィニッシュしている。
「調子がいいので今日は逃げに乗りたかった。うまくいかなかったので、自分は総合上位のチームメイトのプロテクトに徹した」と新城。
「明日は最後の山岳。残りのステージも最後まで集中して走りたい」
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