ブエルタ・ア・エスパーニャ参戦中の新城幸也(ヨーロッパカー)は、第15ステージを16分42秒遅れの64位でゴールした。
この日のコースは大西洋に沿うように進み、後半の山場までは比較的平坦となる175.8km。前半からアタック合戦が続くが、45km地点でヨーロッパカーのピエール・ローランを含む逃げクループが形成された。
しかし、後続のメイン集団は大きなタイム差を与えず、3分ほどの差で終盤の山岳へ。最後のカテゴリー1級の上りに入ると後続から追い上げていた登りに強い選手たちが逃げていた選手を抜き去り、登りに強いローランも失速。メイン集団から追い上げてきたチームメイトのファブリス・ジャンデボズとロマン・シカールに勝負を託した。
新城はスタート前に「疲れが溜まっているから今日も休む」と語っていたが、1級山岳の登り口では、集団の先頭に出る姿も見られた。
「今日も無理に動かず走りながら休んだのでだいぶ回復できた。明日はまた相当キツいレースになるだろうけど、このステージが終れば休養日だし、今日よりもっと回復していい状態だったら頑張りたいステージでもある。3週目をどのようなコンディションで走れるかは明日次第かな」と新城。
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