シアトル・マリナーズの岩隈久志投手は9月6日、オークランド・アスレチックス戦に先発登板。7回途中まで5安打1失点に抑え、今シーズン7勝目を挙げた。
立ち上がりから快調なピッチングを見せる岩隈。ランナーが出ても三振や内野ゴロで切り抜ける。打線は五回表に3点を先制した。岩隈は七回のマウンドにも上がったが、1アウトからビリー・バトラーにセンターへソロホームランを打たれる。続く打者にヒットを打たれたところで降板した。
試合は八回にローガン・ケンシングがつかまり、アスレチックスに1点差まで追い上げられたものの、トム・ウィルヘルムセンが1回2/3を無失点で抑え逃げ切った。
追加点が奪えず苦しい展開を逃げ切っての勝利に、「冷や冷やしたが勝って嬉しい」「ヤンキースと違って援護に期待はできない中で7勝か」「なんやかんや岩隈しっかり成績残してるしさすがだな」「岩隈くん調子も球数も良い感じだし完封しそうだなとツイートしようとした途端被弾した…」「岩隈の勝ち星が消されるかと心配した」など、見ているほうも気が気でなかった様子だ。
開幕から調子が上がらず苦労した今シーズン。だが野茂英雄以来の日本人ノーヒットノーランも達成し、終盤で本来のピッチングを取り戻してきた。
《岩藤健》
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