【MLB】岩隈オープン戦3度目の登板は5回5安打4失点 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】岩隈オープン戦3度目の登板は5回5安打4失点

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岩隈久志 参考画像(c)Getty Images
  • 岩隈久志 参考画像(c)Getty Images
シアトル・マリナーズの岩隈久志投手は3月28日、サンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦に先発し、5回5安打4失点4奪三振、四死球2の成績だった。

岩隈は初回、先頭打者のグレゴール・ブランコに5球目のスプリットを打たれ、ライトオーバーの三塁打にされる。その後1アウト一塁、三塁になりトラビス・イシカワをショートゴロに抑えるが三塁ランナー生還し失点。

四回には先頭のイシカワをストレートのフォアボールで塁に出し、続くケーシー・マギーに2球目のスライダーを打たれレフト前ヒット。ランナー溜まったところで6番・ジャスティン・マクスウェルには甘く入ったスライダーをとらえられ、高々と上がった打球はレフトスタンドに飛び込むスリーランホームランとなった。

点は失った岩隈だが、明確な失投と呼べるのはマクスウェルにホームランされたスライダー、打ちごろのボールが真ん中に入った1球だけだった。試合後「良いボールと悪いボールがハッキリしていた。良いボールはよかった」と、自身の投球を振り返った岩隈。次の登板では修正してくるだろう。

オープン戦ここまで安定していた岩隈の大量失点にファンは「打たせて取るピッチャーだから、甘いところにいけば失点することもある。ただ四球で自滅することはないから、安心して見ていられる」「今年は出遅れずにシーズンを迎えることができるのが大きい」「岩隈は立ち上がりの入りが良くなかったね」などの声を寄せている。

チームは絶対的エース、フェリックス・ヘルナンデスで開幕を迎えることが決まっているが、岩隈にはヘルナンデスとともに投手陣を引っ張る働きが期待される。マリナーズのポストシーズン出場には、2枚看板の活躍が欠かせない。
《岩藤健》

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